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さと式 子育て(昔ながらの育児法)

母性のままに

赤ちゃんが泣いてたら、「おーよしよし」と
抱っこしたいと思う。
お乳を含ませて上げたいなと思う。
何時間おきでないとだめなんて考えられない。
何時間あけずにあげなければならないからって
寝てる子をわざわざ起こすのも可哀想。

お乳足りてないんじゃないなんて言われても
母親である私がそう思わないんだから。
ちゅっちゅとおっぱいを咥えていれば
きっと出てくるって自信があるんだけど。

赤ちゃんの小さな変化にも気づいてあげれるように
添い寝したい。
別々の布団でなるなんて、肌が赤ちゃんの肌を求めてるのに。
赤ちゃんの寝息をほっぺに感じたいのに。
私の寝息がこの子の子守唄になればいいなと思うのに。

食事中、赤ちゃんがよだれをたらして口をもぐもぐしてるのに。
手を伸ばして訴えてるのに。
大人の口には雑菌がいっぱいだからって
赤ちゃん用にわざわざ食事を作るなんて。
今欲しいって訴えてるなら、いま、これをあげたらいいんじゃないの?
かみかみしてあげてもいいんじゃないの?

・・いろんな育児書や研究者がいろんなことをいう時代。
参考になるけど、昔の人はどうだったんだろう。
育児書がなかった時代、人はどうやって育ったんだろう。
多分、ぜんぶ、母性。
結婚して、妊娠して、出産して、初めて母性っていうのが
ちょっとわかった。目覚めたのかな。
自然に笑顔がでたり、自然に手を差し伸べていたり
自然に胸が騒いだり・・・・・・・。
自然に出来るようになった。育児書を本気で読まなかったからかな。

産院から退院したとき、赤ちゃんの熱は体温計で測るものだと
覚え込まされていた。
実際に熱っぽいかなと思ったときに、体温計を探していると
父が、「お前それでも母親か?」と聞いてきた。
「しょっちゅう触ってたら、いつもと違うってわかるやろ」って。

目が覚めた気がした。
そうだ、私がこのこの母親なんだ。

それからは、自信もって育ててます。
育児に定型はないですね。
母親対「その子」。同じお腹から生まれても、兄弟でまったく違う。
育児もそう。
ただ自信もって育てるだけ。出来るだけおおらかに。
だから育児って面白い。

  


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